紹介 日野行介著 『調査報道記者 国策の闇を暴く仕事』

 明石書店 2,200円(税込)

 (著者のTwitterより)
・原発事故の被災者政策を知りたい方は1~4章、再稼働に関心ある方は5、6章、調査報道を志す方や傍観者でありたくない方は7~9章を読んでほしい。でも、できれば記者になった気分で読み通してほしい。「一気に読んだ」の一言が著者には最も嬉しい。

 (東海第二原発に関心のある人へ)
・「以前に聞いていた収容人数よりも少ない市町村が出てきてしまった。不足分をどうするか検討するための調査なので、その段階で県民に公表する必要はない」(6章から、東海第二の避難計画を担当する茨城県課長の言葉)

ロシア研究者・尾松亮さんの書評「民主主義のため人間の狂気を信じる」

 日野行介著 『原発再稼働 葬られた過酷事故の教訓』
  集英社 990円(税込)  8月17日発売予定

 (著者のTwitterより)
 8月17日に刊行します。『調査報道記者』と一部記述は重複していますが、この本は原発再稼働の前提となる規制と避難計画の実相を暴く調査報道だけにスコープしています。一時の感情で再稼働して良いのか、この本を読んで考えてもらえればと思います。